カイロ

今日で阪神淡路大震災から16年
朝、目を覚ましてテレビをつけてみると
何事か大騒ぎ
何が起ったのか理解できずにいたのを思いだいます
2人目の子供が生まれた年に起った出来事
子供の成長と供に思いも新たになります
被害にあって真冬の寒空に放り出された人たちに配られたものが在ったのをご存知でしょうか
寒さを少しでも和らげてもらおうと
カイロが配られたそうです
企業の方が役立ててほしいと善意からの配布です
ここで重宝だったのは
今主流の使い捨てではなく
継続して使えるタイプのものだったそうです
当然ですよね
2~3日で復旧できるわけでは在りません
今日も明日も寒さ対策は必要なわけです
そこで大活躍したのが
昔からの「ハクキンカイロ」
家のお袋も冬になると愛用していました

デザインはまったく変わっていませんね
懐かしくもあります
一時は便利な使い捨てカイロに圧され
存続も危ぶまれたようですが
現在は生産数も戻ってきているそうです
主にはヨーロッパで重宝がられているそうです
良いもの・しっかりしたものを長く使う
ヨーロッパの文化と合うのかも知れません
日本でも便利なだけではなく
もっと深い本質を見極めなければいけないのではないでしょうか
何か、ことが起ったときに見直されるようでは
経済理論に流されてしまいます
表面的・物理的なな豊かさではなく
心や内面の豊かさが問われているのではないでしょうか