■リフォームの概要
築30年、3階建鉄骨ALC構造のリフォームの蕨市南町の家。
60〜70代の独身3兄弟で住まわれており、終活の要素も含めてのリフォームです。
今回は10月に行った工事の様子をご紹介いたします。
まずは外部工事から。
基礎・ALCの取り合い部分からの漏水が確認できていました。
その部分は特に念入りに、ALC板の目地も含めシーリング処理を行いました。
横だけでなく縦のジョイント部分も同様に。
サッシ周りの目地処理が終わりました。
ベントキャップ周りも目地処理をします。
ベントキャップとは、外壁に設置する給気・排気の開口部に取り付ける蓋のこと。
雨水の浸入や虫の侵入を防ぐ構造になっています。
目地処理が終わったので、これから塗装仕上げに入ります。
続いて、屋根塗装の下地処理です。
屋根材はコロニアル。
コロニアルの屋根は、野地板と隙間なく直接張り付けられているため、夏の日差しで熱せられて住まい全体が熱くなります。
それを防ぐために遮熱塗料を使い、熱を跳ね返す処理をする予定です。
25日(月)は、キッチンの取り付けでした。
男性3人で住むので、シンプルかつコンパクトに。
タカラスタンダードさんのホーロー製です。
ホーローのキッチンは丈夫でメンテナンスのしやすさが魅力的。
人気なのも納得です。
1Fから2Fへ上がる階段は、段数を増やして緩やかにし、架け替えました。
今までよりも傾斜が緩やかになったので、昇降もラクに。
今回は、無垢材は使わずメーカーさん既製品の階段です。
10月の工事も、問題なく終えることができました。
今後も南町の家の状況を随時お伝えいたします。
どうぞ、お楽しみに。