■リフォームの概要
私が代表理事を務めています埼玉住協に新しく組合員となった櫛田建築設計室の櫛田さんからお声がけいただいて上木崎の家のリフォームに携わることとなりました。
上木崎の家は元々オーナーさんのご実家で、相続が発生し、70代のご夫婦がこちらに移り住むという計画のもと、さいたま市の耐震診断を受けて、弱点が見つかったとのことで耐震補強と合わせてリフォームも行います。
予算内で安心して暮らせる家、暖かく暮らせる家へと生まれ変わらせるために、櫛田さんとタッグを組んで取り組みます。
1月13日(木)に行った、内部造作工事の様子をご紹介いたします。
耐震改修をするために一度天井を開けた部分で、復旧するための下地作りをしています。
下地作りは仕上げの前の1工程。
見えているベニヤ板は耐力壁です。
キッチンの現地打ち合わせも同日に行いました。
キッチンは脚立がある位置から右手前に並んでいたのを、正面の壁に沿って左側に並ぶように位置変更をします。
また、正面の壁には出窓があって、吊り戸棚を希望されているため、10cmほど出窓に被ってしまう問題がありました。
このような問題を潰していくため、今回はハウステックのご担当者さんに来ていただいて図面と現地で確認をしました。
出窓に被ってしまうことは仕方ないという結果になり、下地を入れて、吊り戸棚を止めるための骨組を入れることになりました。
続いては、階段下にある洗濯機置き場です。
洗濯パンの縦横の幅が違うため、縦で置くか、横で置くかを決めるため仮置きをしています。
左右に巾木を入れるとちょうどいい、ということで横置きに決定。
最後はお風呂場。
お風呂場には、ユニットバスのサイズと合わない大きすぎる窓がありました。
窓を小さくする方法もありますが、予算を考えると窓を無くす方法が最適。
ということで、窓はつぶして内側は壁に、外側からの見栄えも考えてケイカル板を入れました。
またこの部分は、断熱がない状態なので薄くて性能のいいスタイロフォームをはめ込みます。
上から石膏ボードで押さえ込んだら、ユニットバスが入れられる状態になります。
後日、ユニットバスを組み立てていきます。
内部造作工事は無事に終えることができました。
日々工事は進んでいますので、今後も随時ブログにて状況をお伝えいたします。