■リフォームの概要
今から約19年前、Hiro 空創舎 一級建築士事務所の小林さんが設計、盟章建設で施工させていただいた大原の家。
これまでに外装のメンテナンスはしていましたが、水回りがくたびれてきたこと、在宅時間が長くなり家への想いが変わってきたとのことで、お風呂場とキッチンのリフォームをすることとなりました。
6月15日(水)〜18日(土)はキッチンの入れ替え工事を行いましたので、その様子をご紹介いたします。
初日は、元々のキッチンを外す前の準備段階として、水道屋さん、電気屋さん、解体屋さんが勢揃いして一斉に作業をしていきます。
水回りは毎日使う場所なので、お客様が使えない時間はなるべく短い方がいいですからね。
2日目は、新しいキッチンにあわせて排水の位置などの微調整を行いました。
大原の家はキッチンが2階にあるので、床下に潜ることはできません。
そのため給水・給湯配管は床上で処理をしたりと、必要な場所に必要なものを取り付け、次の工事の準備をしました。
3日目はいよいよ施工です。
タカラスタンダードさんのホーローキッチンパネルです。
パネルはタカラスタンダードの職人さんが施工をしてくださいました。
ホーローは表面がガラス素材、内側は金属なので硬く扱いが難しいんです。
照明スイッチのある部分を変にカットするとサビてしまう可能性があるので、専門の方にやっていただいています。
ホーローパネルはメンテナンスや日々のお掃除も楽チン、さらにマグネットが使えて主婦(夫)さんに人気!
昔はデザイン性に劣っていましたが、近年は改良されて見栄えのよい商品も増えた印象です。
(余談ですが、タカラスタンダードさんは定価を抑えた価格表記をしていることにより、販売方法としてあまり値引きはしない特徴的なメーカーさんです。)
そして、キッチンパネルを壁に貼る際に職人さんが使っていたコーキングガン。
これ、電池式なのでトリガーを引く疲れを大幅に抑えてくれていいですね。
手動式だと結構疲れが溜まってくるんですよ。
時代とともに色々なものが便利になる世の中です。
パネルを貼り終えたら、キッチンを組みます。
引き出しの奥に配管があるので、最終日の午前に水道屋さんが潜って給水・給湯の連携作業を行ないました。
水栓はタッチレス。
もともと食洗機を設置していましたが、外しました。
暮らしていくうちに生活スタイルが確立されて、本当に必要なもの・必要ではないものの判断ができるようになるものですよね。
先ほど水道屋さんが潜って作業をしていた部分を見てみましょう。
引き出しの奥なので普段は見えません。
メンテナンス時はこのような場所のチェックも欠かさず行います。
予定通り、最終日の午後にはお客様に使っていただけるようなスケジュールで工事を終えることができました。
お風呂のリフォーム工事は、6月27日(月)より開始予定です。
しかし、コロナの影響でお風呂の乾燥換気扇が手に入らず…。
当日にならないとなんとも言えない状況ですが、間に合わない場合は一般換気扇で凌いで入荷したら交換という流れで考えています。
お風呂場リフォームについては、また後日ブログにてお伝えします。