夏休み真っ只中の8月5日(金)に芝川小学校にて開催した「あついぜ さいたま! 芝川小・遮熱フェス2022」。
教室や廊下の遮熱対策を行い、その後どのくらい変化があったのか?を知っていただく場として、前先生の測定データ元に11月5日(土)に結果報告会を行いました。
報告会の前に、遮熱対策を施した部分を一部ご紹介。
廊下の壁には断熱材を入れて、仕上げは杉板で。
壁の木質化を活かして、掲示板としてご活用いただけていました。
教室の南側の壁も同様に、断熱材を入れて杉板で仕上げています。
木を目にすると、落ち着きや安らぎを感じられるので、落ち着いて勉強できる環境になったのではないかなと思います。
結果報告会は、さいたま断熱改修会議の議長 佐藤さんの挨拶からスタート。
続いて、プロジェクトリーダーの山本さんからは本イベントの概略説明をしていただきました。
そして、報告会のメインである前先生のデータ分析報告。
計測データを元に、誰もが理解しやすいように噛み砕きつつもグラフ等を用いて分析結果をご説明いただきました。
やはり、学者先生なので分析も鋭いんです…!
「教室は身体を鍛える場所でなく、子どもたちが社会に出るために準備する場所。そのためには環境を整えてあげる必要がある。」というようなお話をしてくださったのが印象的でした。
教室のサーモカメラ比較写真。
右下は、窓廻りの遮熱対策と天井の断熱改修前(冷房あり)の教室の様子です。
涼しいのはエアコンの吹き出し口のみで、教室全体は真っ赤で過酷な環境ということがわかります。
左下は、窓には遮熱対策をし、天井は断熱改修前(冷房あり)の教室の様子です。
右下よりは多少落ち着いていますが、エアコンの効きはイマイチ。
右上は、窓廻りの遮熱対策と天井の断熱改修後(冷房あり)の教室の様子です。
窓廻りと天井の両方をやって、ようやく過ごしやすい環境になります。
子どもたちがいかに過酷な環境で勉強をしていたのか…参加してくださった方にはわかっていただけたのかなと思います。
前先生の結論としては、「今回の遮熱フェスは効果絶大で取り組んだことは大正解!」とのことでした。
今後の課題として、熱交換を換気でできるデマンド制御の追加を挙げられていました。
そうすることで、冷暖房の効きが良くなり、一層過ごしやすい環境になります。
最後のまとめとして、本イベント発案者の前PTA会長(ヌマーランド村長)の岡野さんの挨拶。
さいたま市PPPコーディネーターの宮本さんからのお話。
現PTA会長の小林さんに閉会の挨拶をしていただき、結果報告会は終了しました。
大変嬉しいことに、ワークショップ後のアンケートでは生徒さんからは「以前より涼しくなり、授業に集中できるようになった」「木の匂いが落ち着く」など、先生方からも「断熱改修の成果が出て、やってよかった」とのお声を頂戴しました。
今回のワークショップで「良い結果が出たから良かったね」で終わらせるのは勿体ないと感じていて…。
住まいや職場なども過ごしやすい環境にするにはどうしたらいいのか、を考えて行動に移していってもらえると嬉しく思います。
「あついぜ さいたま! 芝川小・遮熱フェス2022」をきっかけに、環境改善が進んでいくことを願います!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。