■リノベーションの概要
老後のわがまま住宅 戸建て・マンション勉強会「60歳で家を建てる」に参加してくださったパルシステム埼玉の組合員のお客様。
家族構成は、50代のご夫婦2人暮らし。
中古マンションを購入、リノベーション後に引越して住み替える選択をされました。
設計は櫛田建築設計室の櫛田さん、施工は盟章建設にて行います。
内装工事を急ピッチで進めてくださった大工さんのお陰もあり、11月17日(木)より左官屋さんの工事がスタートできました。
まずは下地処理の様子から。
塗り壁、最大の問題はクラック(ひび割れや亀裂)。
ボードのジョイント部分にはクラック防止のために、メッシュテープを貼り付けています。
正面のグレーの壁は躯体でお隣との境の壁です。
この上から漆喰を塗っていきます。
今どき珍しい30代の左官屋 吉田さん!
この年代の左官屋さんは絶滅危惧種です、左官の未来を守るために大事にしなければいけません…!
仕上げ前の下塗りの様子。
吉田さんの応援としてもう一人の左官屋さんが来てくださいました。
この方も左官の未来を担うであろう若い左官職人です。
左官屋さんの道具「コテ」。
塗る場所によってコテを使い分けていて、こちらは細部を塗るためのもの。
コテは、数え切れないほど種類が豊富なんですよ。
気になった方は調べてみてくださいね!
下塗りを終え、11月24日(木)は仕上げを行いました。
壁・天井仕上げは砂漆喰です。
写真では見えにくいかもしれませんが、コテでパターン付けをしながら塗っています。
うっすらと波を打っているような感じで、自然な形で仕上げました。
仕上げのパターンによって空間の雰囲気も異なるため、お客様と一緒に決めていきます。
こちらもどのようなパターンがあるのか、気になる方はぜひ調べてみてください。
以上が左官工事の様子でした。
針ヶ谷の家は竣工間近!
次回は仕上げの様子をご紹介いたします。