先日、先代が建てた家に行ってきました。
玄関ドアのレバーを交換してほしいというご依頼です。
交換箇所は、玄関ドアのレバー。
親指で押しながらドアを開けるタイプのドアで、内側のレバー部分が取れてしまっています。
レバーが取れてから長く、ご家族の方はドアを開けるときにレバーを差し込んだりしながら
問題なく使用してらっしゃるそうですが、
最近定期的に来客があるそうで、来られた時に不自由させるのも・・・と思い、
今回ご依頼いただいたそうです。
できる限り安く交換したいとのことで、レバーの交換を考えているのですが、
経てたのが38年前…
メーカーに部品があるか問い合わせ調査中です。
さて、簡単な玄関のレバー交換をご希望の、このご依頼主さんですが、
実は、私の中学1年生の担任の先生です。
今では考えられないことかもしれませんが、
学生の頃から家族ぐるみのお付き合いをしていて、
先生が家に遊びに来ることもしばしば。
そして、先代である父が、先生のご自宅を建てるまでになりました。
ちなみに、先生には3人のお子さんがいらっしゃって、
そのうち、2番目のお子さんの家は私が建てさせて頂きました。
それが花みずきの家です。
ちょうど私が中学2年生のとき、修学旅行の夜に生まれたお子さん。
そう思うと感慨深いですね。
そして、3番目のお子さんとは将来的に、2世帯住宅を建てる予定でおり、
たまたま出た地続きの敷地を購入済み。
今回、修理にお金をかけたくないというのはそういった事情もあったようです。
今の時代、自分の学校の先生の家を建てることはなかなかないですが、
親子2世代で家を建てさせていただいた貴重なお客様です。
家を建てるということは、こんなにも長くお付き合いさせて頂けることでもありますね。