さいたま断熱改修会議では、今行政に向けて様々な働きかけをしています。
議長を務めている佐藤工務店の佐藤さんが上尾市民であり、弊社も上尾市に会社を構えているというご縁もあり、今回は上尾市地球温暖化対策実行計画研修会に参加させていただくことになりました。
この研修会は市の職員の方向けのセミナーです。
行政に向けて働きかけをする中で、上尾市側からも「断熱について勉強したい!」というお声をいただき、今回の研修会開催につながりました。
講師として登壇したのは、このブログにもたびたび登場している東京大学の前先生。
午前午後合わせて130人くらいの職員さんたちが参加され、ほぼほぼ満席に近い状態。
午前中は上尾市の市長さんのお姿も。
そんな中、午前午後ともに3名ずつは断熱会議の参加枠を用意してもらいました。
市長、市の職員のみなさんが断熱の大切さについて意識を向けてくださっていることをうれしく思いました。
前先生の紹介で、佐藤さんも断熱会議の活動の紹介や取り組みの理由について熱く語ってくださりました。
上尾市では「ゼロカーボンシティ」という素晴らしい目標を掲げています。
とは言っても、実際何をしたらいいのか?何から始めたらいいのか?
行政側も手探りな部分が多いのです。
そんな「わからない」を少しでも解決したいと願い、私たちさいたま断熱改修会議は活動しています。
「ゼロカーボンシティ」は行政だけが動いていても実現しません。
住民や企業の協力が必要になります。
そのためには行政が旗を振っていく必要があるのです。
最終目標は個々の家に断熱を落としこんでいくこと。
道のりはまだまだ遠いですが、行政側が正しい知識を得て、正しくその知識を使ってくだされば必ず「ゼロカーボンシティ」に近づけると思っています。
様々なご提案をする中で、今の段階では学校の断熱化が一番実現の可能性が高いと感じます。
実は行政主体で断熱化を進めているのは日本中であまりありません。
上尾市が先陣を切って、日本中の施設や住宅に断熱改修が広まっていきますように!
今回は市主催・市の職員の方向けの研修会でしたが、さいたま断熱改修会議では市民のみなさん向けのセミナーも開催中。
夏に一度開催済で、次回の開催は今年の12月に予定しています。
お家の断熱改修に興味がある!という方はぜひご参加ください!