このブログでもたびたび紹介している、上尾村の小屋の続報です。
この日は色々な人が集まっていたタイミングの日。
設計の山本さんと、大工さん、電気屋さん、板金屋さん、そして僕。
現場での打ち合わせを兼ねて、細かいところの調整をしていきました。
これからいよいよ仕上げ段階に突入。
外壁などの見えるところの作業を進めていくところです。
電気の配線をこうするとおさまりが悪い…といった、各工程の進捗と全体としてのおさまりの確認をしていきます。
こちらは板金屋さんが土台周りに外壁の水切りをつけているところ。
外壁を張る前の準備です。
水切りは外壁を伝った雨水が家の中に侵入するのを防ぎます。
屋根が遅れ気味…と思いきや、年末までに間に合いました。
今回板金屋さんは屋根を葺くのがメイン。
ガルバリウム鋼板の縦ハゼ葺きになりました。
屋根の色は設計の山本さんコーディネートのグリーン!
屋根の色味にこだわる方がいますが、ここだけの話、いざ建つとあまり見えなかったりもします…。
一番多く選ばれるのは黒やガンメタリック、グレーなどでしょうか。
遮熱などの性能面では、白のような明るい色の屋根の方が日射反射率が高いのでより遮熱効果を得られるものの、現在の断熱性能技術をもってすれば屋根の色のみでそこまで性能に差は出ません。
むしろ、熱反射率の高いガルバリウムの素地は照り返しで近隣の方へのご迷惑になる場合もあります。
こちらは大工さんが通気胴縁を取り付けているところ。
よく見ると胴縁にへこみがついているのがわかるでしょうか。
このへこみを通り道にして空気が縦方向に移動できるようにしています。
全員集合したおかげで話も作業もスムーズに進みました。
あえてこのような機会を作るようにしています。
その場その場で解決できることは解決していく。
家はチームで作るものです。
これで5割くらいの進捗でしょうか。
次号に続く…。