ホームページからお問い合わせいただいたお宅に訪問してきました。
お問い合わせ主は娘さんで、今はお母さんがお一人で住まわれているとのこと。
こちらのお宅は築40年くらいの、もともと建売だったお家。
築年数が経っていること・耐震の心配があることや、娘さんも一緒に住むことを念頭に建て替えを考えたいというご相談でした。
メールでやりとりする中で、いきなり建て替えではなく、既存のものがしっかりしているのであればリノベの方がコストも抑えられるので良いのでは?という提案をしたところ、「まずは耐震診断をしつつ、家を見に来てほしい」ということで今回の訪問につながりました。
行ってみればなんと上尾村の小屋のご近所さん!
上尾村の小屋が建つまでの一部始終を見守ってくださっていたそうです。
まずは耐震診断とは直接関係ありませんが、家の倒れ具合を確認。
緑色のレーザーが見えるでしょうか…?
結構倒れています。
これを直すにもいろいろなところに影響がでるので…判断が難しいところです。
基礎の確認。
シロアリ屋さんに言われてつけたと思われる床下の換気扇がありました。
ついてはいましたがもう動いていませんでした…。
これでは逆に換気口を塞いでしまっていてよくない状態。
今後リフォームすることになるのであれば撤去の方向で動きそうです。
設計の山本さんが床下に入って環境確認。
筋交いの位置や監物、床下の状態などをくまなく確認します。
お風呂のお湯はりの調子が悪いとのことでお風呂場も確認。
お湯はりをしたときに定量でお湯が止まる機能が利かないとのこと。
水道屋さんにも来てもらってみてもらいましたが、どうやら循環金具の不具合のよう。
循環金具を付け替えるとなると漏水のリスクも考えなくてはなりません。
お母さんにはご不便をかけますが、リフォームをする際に見直しましょうということで今回は終了。
今後は今回の調査結果をもとにリフォームにするか建て替えにするか検討を進めていきます。
続報をお待ち下さい。