さいたま断熱改修会議の断熱ワークショップ報告会に参加してきました。
大石北小学校と東町小学校の2か所で行われた断熱ワークショップ。
それぞれからいろいろな報告がありましたが、前先生が調査・分析してくださった結果報告がメインテーマに。
サーモカメラで写真を撮りながら断熱改修前・改修後の様子について報告していただきました。
まずは、大石北小学校の写真
間仕切りを中心にして2教室撮っています。
向かって左側が断熱改修をしていない教室、右側が断熱改修している教室です。
サーモカメラで撮ってみると…
結果的にデータがおかしい…
どちらも暑さに変わりがないようです。
一方の東町小学校はというと…
左の断熱改修前の教室と右の改修後の教室で温度差が見られました。
改修後の教室は2度から3度は温度が下がっているとのこと。
ではどうして大石北小学校は教室間で差が出なかったかというと…
答えは屋上にありました…!
こちらの学校、屋上の防水工事をやり直していたようで、その際に防水層の中に断熱材を入れていたとのこと…
通りで今回の断熱改修の効果が出ていないわけです。
一方、東町小学校の屋上はというと…
サーモカメラを通すと画面が真っ白に!!!!
足元は大変な暑さです!
屋上が無断熱だとこんなに暑いんですね。
全国屈指の暑い県埼玉。
子供たちの学習環境だけでなく健康や命を守るためにも県を挙げての断熱改修が必要だと思っています。
東町は市長も視察に来てくださり、部屋ごと・階ごとの暑さの違いを体感してもらいました。
これからも断熱改修の大切さが行政・学校単位だけでなく、各家庭単位にも伝わるように活動を続けていきます!