的場北の家 川越市 屋根・軒天・霧避け周りの補修工事事例

修理・補修・点検外部空間

今回お伺いしたのは川越市的場北にあるお宅です。

ご依頼内容は3つ。
①鬼瓦周りと棟の漆喰周りの屋根補修工事
②軒天の鳥の巣対策と補修工事
③霧避け部分からの水の侵入を防ぐ工事

まずは、屋根工事からご紹介します。
鬼瓦周りと棟の漆喰周りが経年劣化していたため補修しました。

次に軒天部分の工事です。
軒天の隙間に鳥が巣を作ってしまっていたので、そちらの対策をしました。

軒天を外し、鳥の巣をきれいに掃除した状態がこちら。

隙間が空いたままだとまた鳥さんのお家になってしまうので、網を張りました。

軒天の張替完了!きれいになりました!

最後に霧避け部分からの水の侵入を防ぐ工事です。
こちらは2階の霧避け部分。

1階のキッチンに雨が染み出てくる原因は、この霧避け部分の板金に上手くモルタルが入っていないからでは…ということでシール打ちを追加しました。
戸袋の屋根に叩きつけられた雨水が跳ね返り、モルタルの甘くなった部分に侵入→1階のキッチン部分に伝わって染みを作る…。
雨は下からも降ってくるんですね。

この仕事をしていて、近年の雨の降り方は昔とは変わったなと感じます。
近年増えている相談内容が、給気口や換気扇のベントキャップを付ける場所が今回のお宅のように雨戸の戸袋の上や、霧避けのすぐ上にあると、跳ね返った雨水がダクトを通じて家の中に入ってきてしまうというもの。

最近のベンドキャップは深型といって穴をそっくり隠すような構造になっているのですが、従来のものは「ゲンコツ」といって半球状のフードをかぶせただけのタイプで穴が下から見えてしまう構造でした。

このようなご相談もベントキャップを深型に交換するだけで解決してしまうケースが多いです。
気候の変動により今まで気にならなかった部分が目に付くこともあるかもしれません。
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