■概要
お客さまは、60代のご夫婦と息子さんの3人暮らしのご家族。
老後の暮らし方を模索していた時期に「60歳で家をつくる」勉強会に参加していただいた方です。
田舎暮らしや住み替えなどを検討した結果、「今の家を建て替える」という選択をされました。
60代ということもあり、これからのライフプランをファイナンシャルプランナーさんとともにしっかりと立てた上で、ご予算に合った設計を行って、老後の家づくりがスタートしました。
前回は屋根下地の工事を行い、4月17日(土)は外壁下地とバルコニー防水の工事を行いました。
透湿防水シート、サッシが付きました。
透湿防水シートは、水は通さず、湿気は通す性質を持ちます。
盟章建設では、デュポンさんのタイベックハウスラップを標準仕様として採用しています。
実はこの透湿防水シート、紫外線に極めて弱い…。
デュポンさんのシートは他社メーカーと比較すると紫外線劣化が起きにくいことをこの目で確認しているため、
それからはデュポンさん一択です。
サッシと窓台の間には結露を起こしても木材に直接当たらないよう、結露防止シートを挟んでいます。
そして、耐力面材。
ノボパンさんのものを採用しています。
引きで見てみると、釘の種類、ピッチ、壁倍率まで細かくプリントされているんです。
このプリントのお陰で、ミスが軽減できますね。
こちらはバルコニー。
当日は雨予報だったため、バルコニーにはブルーシートで囲って作業を行いました。
ベランダやバルコニーの床面は、下地の上に「防水層」を作り、その表面に「トップコート」を塗ります。
今回の防水層の種類は、FRPの被覆防水層を形成するFRP防水。
その上にトップコートを塗って仕上げました。
バルコニーの前にご紹介した、耐力面材で一つ豆知識。
耐力壁部分は、釘の種類、ピッチ、釘の打つ位置を守らないと、所定の強度が確保できません。
釘の位置までプリントされていれば大工さんも安心です。
次回は屋根工事です。
引き続き、ブログにて状況をお知らせいたします。