3週にわたり工事を行なっていたマンションリフォーム。
7月12日(月)、無事に工事が終わりましたので、その様子をお伝えします。
こちらのお宅は築25年ほどのマンションで4階の角部屋。
上の階はなく、他の部屋と隣接している部分が少ないので、周囲の音で悩むことが少ないため良い環境です。
工事内容は、3室の床の張り替え。
もともと絨毯が敷いてありましたが、フローリングにしたいとのご要望です。
マンションには管理規約があるため、決まりに沿った仕様で施工を行いました。
使用するフローリングはこちら。
BullsのL40 直貼り広幅フロア。
L40とは遮音性能を表しています。
マンションリフォームの際には、管理組合の許可が必要で、遮音等級をクリアする必要があります。
続いて、F☆☆☆☆(Fフォースター)は、シックハウス症候群を引き起こす原因とされる有害物質、ホルムアルデヒドの発散量を表す等級で、ホルムアルデヒドの発散レベルを、JIS、JASまたは国土交通大臣認定によって星の数で等級分けされたランクです。
F☆☆☆☆は中でも、 発散レベルの最も低い製品に表示することができる最高ランクの等級で、建築基準法の規制を受けずに使用することができます。
早速、絨毯を剥がして板を張っていきます。
下地を組むことができないので、クッション付きの板(写真左側の黒い部分にご注目!)を採用し、遮音性能を確保しました。
可能ならば無垢材を採用したかったのですが…仕方ありませんね。
こちらは既存の遮音フロアを剥がしているところ。
写真に写っているのは、女性の大工さん。
実は、剥がす方が大変なんですよ!
綺麗に剥がさないと不陸が発生してしまいますのできれいに剥がします。
1室ごとに、荷物を出して、工事を行い、終わったら荷物を戻す、とお客様も大変だったと思います。
リフォームを考えるときは、ご自身の生活を見直すタイミングでもあります。
長く住み続けていくために、様々な視点から今の住環境を見直し、快適・健康に暮らしましょう。
今回は、住みながらの工事でしたので、お客様のご協力あってのリフォーム工事となりました。
この度はご依頼ありがとうございました。