箕の木の家 上尾市 補助金を使ったリフォーム事例 耐震改修

リフォーム上尾市箕の木の家

■リフォームの概要
築25年ほど、先代が新築で建てさせていただいた上尾市箕の木の家。
住まいに不具合があり、断熱・耐震改修、メンテナンス込みのリフォーム依頼をいただきました。
補助金は、住宅・建築物需給一体型等省エネルギー投資促進事業費補助金(次世代省エネ建材の実証支援事業)です。

今回は10月19日(火)に行った耐震改修についてご紹介いたします。
診断時の耐震指標数値0.34を0.84まで上げます。

地震や台風などの外部からの強い衝撃で、柱が土台から抜けないようにするためにホールダウン金物を取り付けていきます。

こちらは、アンカーのいらないホールダウン金物。

部分によって使い分けています。
ネジが1本浮いていますが、施工途中なだけですのでご安心ください。

外側についている金物は昔のもので、今のものと比較すると強度が足りず追加しました。

ガムテープは、天井に吹き付けたウレタンが漏れてこないように止めています。

要所を金物で固定。

続いて、外部合板を張っている様子。

壁を固めて動かないようにします。
通常の厚さは9mmですが、今回は12mm。
釘はCN50(CNが釘の種類、50が釘の長さを表す)。
ピッチを75にしたことで数値が約0.1も上がりました。

合板を張った際に使用した釘です。

通常の鉄丸くぎ(N釘)よりやや太め、剪断強度に優れています。
CN50(緑)、CN65(黄)、CN75(青)、CN90(赤)の4種類あり、それぞれ異なる色で塗装されているため、釘を打ち込んだ後でも一目で判断でき検査時も容易です。

断熱屋さん、メーカーさん、板金屋さん、左官屋さん、技術担当さんとの合同打ち合わせ。

技術担当さんは北海道からいらして、寒冷地の技術を関東へ広めるために指導しに来てくださいました。
全員の経験を持ち寄り、試行錯誤しながらの打ち合わせは大変勉強になります。

今後も箕の木の家の状況はブログにて随時ご紹介いたします。