■リノベーションの概要
老後のわがまま住宅 戸建て・マンション勉強会「60歳で家を建てる」に参加してくださったパルシステム埼玉の組合員のお客様。
家族構成は、50代のご夫婦2人暮らし。
中古マンションを購入、リノベーション後に引越して住み替える選択をされました。
設計は櫛田建築設計室の櫛田さん、施工は盟章建設にて行います。
9月12日(月)は工事が計画通りに進められるかの確認と解体・撤去作業に向けて事前準備を行いました。
給湯器の配管確認から。
バルコニー側に給湯器が設置されており、壁の一部を剥がして配管経路を確認しました。
配管がコンクリートに埋まっている状態のため、管の入れ直しができるのか?
ここからどのようにキッチンやお風呂に管が通っているのか?
など諸々の確認を行いました。
続いて、お風呂場です。
入れ替えに向けて、こちらも剥がして確認しました。
ユニットバスだったこともあり、特に問題はありませんでした。
続いて、洗面所まわり。
点検口の確認と配管の切断・撤去作業を行いました。
給水管と排水管や、ガス管などをまとめて通すパイプシャフトの確認も。
マンションでの生活に欠かせない排水等に関わる大切な設備。
パイプシャフトから室内へどのように管が通っているかの経路確認と管の抜き差し確認を行いました。
キッチンまわりの床も一部剥がして確認します。
配管はダイニングの床下を通り、キッチンと給湯器を繋いでいる状態でした。
電気はダウンライトが多め。
床下も見てみます。
一般的に床下空間へ配管を通します。
しかし、こちらのマンションはコンクリートを一部増打ちしていたり、フローリングを直貼りしていたりで混在していました。
下の階へ干渉する部分も出てくるので変則的な作りになっているようです。
玄関まわりの床の養生はしっかりと。
非常階段のスペースは、管理会社の方から仮置き場としての使用を認められたので、こちらも養生をしました。
これより、針ヶ谷の家のリノベーションが始まります。
次回は解体の様子をお見せします。
それでは、どのように変化するのか乞うご期待ください!