針ヶ谷の家 さいたま市 中古マンションリノベーション事例 設備配管工事

リノベーションさいたま市針ヶ谷の家

■リノベーションの概要
老後のわがまま住宅 戸建て・マンション勉強会「60歳で家を建てる」に参加してくださったパルシステム埼玉の組合員のお客様。
家族構成は、50代のご夫婦2人暮らし。
中古マンションを購入、リノベーション後に引越して住み替える選択をされました。
設計は櫛田建築設計室の櫛田さん、施工は盟章建設にて行います。

9月26日(月)は設備関係の配管工事を行いました。

まずはキッチン廻りから。

もともと手前側の一段高くなっている部分にキッチンがありました。
リノベーション後のキッチンが入る位置にあわせて、給水・給湯・排水の配管を行いました。
配管部分は解体をしないと見えない部分でもあり、解体前後で食い違いが出ることもあります。
しかし、前回の解体後現場確認で内容をまとめたことで、順調に作業が進んでいます。

続いて洗面所廻り。

洗面台が新しいものに変わるため、配管の軌道修正を行いました。
ちなみに針ヶ谷の家の給水の大元はこちらにあります。
何かあった際に点検しやすいように、洗面化粧台は底板が外せるものを採用します。
さらに配管の位置にあわせて床もカットしておけば、底板と床を外すだけで大元の点検ができるようになります。

こちらは洗濯機置き場。

幅は80cmと狭めで防水パンを入れると幅は一杯に。
マンションの排水管は詰まらないように定期的に高圧洗浄がかけられます。
その度に洗濯機を移動させないと排水口が確認できない、なんて大変ですよね。
洗濯機を置いても排水口が確認できるよう、壁と床の取り合いに付ける巾木を薄くしたりするなどの細工を行いました。

最後は外壁側。

外側に給湯器があり、配管が貫通しているため防火区画の貫通処理が必要です。
以前は一般的には乾くと収縮してしまうモルタルで処理されていましたが、近年は乾くと膨張する耐火パテで処理しています。

以上が設備関係の配管工事の様子でした。
針ヶ谷の家の状況は、また動きがありましたらお伝えします。