■リノベーションの概要
老後のわがまま住宅 戸建て・マンション勉強会「60歳で家を建てる」に参加してくださったパルシステム埼玉の組合員のお客様。
家族構成は、50代のご夫婦2人暮らし。
中古マンションを購入、リノベーション後に引越して住み替える選択をされました。
設計は櫛田建築設計室の櫛田さん、施工は盟章建設にて行います。
10月1日(土)は、大工工事に移る前に不陸確認を行いました。
不陸とは、壁面や床面が垂直または水平になっておらず、傾いているときに使われる建築用語です。
建物は基本的に水平・垂直に作られるのですが、元々コンクリートでの下地施工のため不陸が出ており、場所によっては歩くだけで傾きを感じていました…。
大工工事で床を組み直すため、機械を用いて不陸確認・調整を行いました。
水平に調節された機械から水平・垂直方向にレーザーを出し、レーザーから床までどれだけの誤差があるかで確認します。
昔は人が機械を覗いて確認をしていましたが、今は機械からレーザーを出すだけで簡単にできるようになりました。
時代を感じますね。
レーザーが当たったポイントに墨出しをし、次回の大工工事に移ります。
以上が不陸確認の様子でした。
針ヶ谷の家の状況は、また動きがありましたらお伝えします。