本郷町の家 さいたま市 新築事例 現況確認・草刈り・地盤調査

新築さいたま市本郷町の家

■概要
私が理事を務めています(一社)埼玉いえ・まち再生会議へ「終の住処を建てたい」とのご相談をいただきました。
これまで何社かに相談されており、なかなか上手く事が進まなかったようです。
様々なご縁があって、ラフプランは埼玉いえ・まち再生会議理事の小山さん、実施設計はARU田口設計工房の田口さん、施工は盟章建設として携わらせていただくこととなりました。

6月18日(土)は着工前の現況確認に行きました。

建物の大きさは30坪ほど、建物プランは南に開いたL字型。
本郷町の家では、以前よく使われていたOMソーラーを採用します。
OMソーラーは、太陽の熱を屋根に集熱し、暖かい空気を床下に送って床暖房や給湯、換気などに利用できるもの。
大きな吹き抜けもあり、パッシブの考え方を取り入れています。

プランも大方固まり、6月21日(火)は敷地の草刈りをしました。

すると草むらの中からフキがこんにちは(笑)。
今年最後のフキとして、オーナーさんからいただきました。
春にもたくさんいただいて…いつもありがとうございます!

草刈り翌日の6月22日(水)は地盤調査でした。

以前はスウェーデン式サウンディング試験と呼ばれていましたが、スクリューウエイト貫入試験と名称のみ変わりました。
地面にポールを刺して、ウエイトを100kgかけたらどのくらい沈むかで地盤の強度を測定しています。
一般的な地盤調査屋さんは、地盤改良を勧めることを仕事の一つとしているため、白に近いグレー判定でも黒に近いグレー判定をされることも…。
盟章建設では、調査・解析のみをしている地盤調査屋さんにお願いしているので、必要のない改良工事には至らずに済んでいるケースもあります。

また、写真のハンドオーガーで土のサンプルを採取し、土の種類や性質とスクリューウエイト貫入試験の結果をあわせて地盤の判定をしてくれます。

測定場所は、スクリューウエイト貫入試験が4ポイント、ハンドオーガーが中心部の1ポイント、合計で5ポイントで測定します。

このように、5mの深さまで25cm刻みで土をサンプリング。

この敷地の地下水位は-3.25m。
一般的な地盤調査とは異なり、費用も多少かかりますが安心度が確実に上がります。

オーナーさん立ち会いのもと、無事地盤調査を終えました。

本郷町の家の状況は随時お伝えします。