本郷町の家 さいたま市 新築事例 階段掛け

新築さいたま市本郷町の家

■概要
私が理事を務めています(一社)埼玉いえ・まち再生会議へ「終の住処を建てたい」とのご相談をいただきました。
これまで何社かに相談されており、なかなか上手く事が進まなかったようです。
様々なご縁があって、ラフプランは埼玉いえ・まち再生会議理事の小山さん、実施設計はARU田口設計工房の田口さん、施工は盟章建設として携わらせていただくこととなりました。

前回は階段セット中の様子を紹介しましたが、3月17日(金)無事に掛け終わりました。

現状、傷などが付かないよう養生をしています。

今回は、家が建ってからは見られない階段セットの裏側をお見せします。

両サイドに斜めの板「ささら」を掛けて、段板(床と水平の板)を手前から奥に差し込み、蹴込み板(床と水直の板)を下から上に差し込んで組み合わせています。

ささらの差し込み口は奥に行くほど狭まった加工がされているので、段板を差し込んだら楔を打ち込んで固めます。

また、蹴込み板の上下に見える釘は、上の釘は上の段板を、下の釘は下の段板を留めています。
ささらで構成された階段は下から上へ繋いでいくように作っています。

以上が階段セットの裏側のご紹介でした。
本郷町の家の状況は随時お伝えします。