■概要
私が理事を務めています(一社)埼玉いえ・まち再生会議へ「終の住処を建てたい」とのご相談をいただきました。
これまで何社かに相談されており、なかなか上手く事が進まなかったようです。
様々なご縁があって、ラフプランは埼玉いえ・まち再生会議理事の小山さん、実施設計はARU田口設計工房の田口さん、施工は盟章建設として携わらせていただくこととなりました。
今回は、5月20日〜22日の作業風景をご紹介いたします。
5月20日にクリーニングが行われました。
まず床の養生を取り除き、サッシ・ガラスの清掃、そして全体床の清掃。
その後、サッシ屋さんによる窓の調整と網戸・雨戸の取り付けという流れです。
ペンキ屋さんが塗装をかける下準備として床にペーパーをかけているところです。
もともと養生してあったところのテープ糊の残りや、養生してあった部分としてなかった部分の日焼けの差が出てしまうことによる塗装ムラをなくすため(そのまま塗装を行うとそれが残ってしまうため)、ペーパーがけをして掃除をしてから塗装をするという順番で作業を進めてもらっています。
手で触りながら確認し、毛羽立だったところは再度ペーパーをかけて綺麗に整えていきます。
掃除機でゴミを取り除き清掃完了後、下塗りが行われます。(この工程は家具塗りの工程と同じです。)
こちらはサッシの調整を行っている様子です。
組み上がり状態で搬入され、取り付けられた後に網戸や雨戸の動きや鍵のかかり、ストッパーの位置などが調整されます。
上げ下げ窓の調整も行われます。上げた後に自動的に下がってしまうこともあるため、調整が必要です。
引き違い掃き出し窓の調整が行われています。
縦の位置合わせや鍵、外れ留め、クレセントなどの調整が行われます。
また、お客さんとの話し合いで透明ガラスの選択をしましたが、道路や隣家との視線が気になるため、フィルムを貼ることも検討しています。フィルムならば後々剥がすことも可能ですので。
本郷町の家の状況は随時お伝えします。