先代である私の父が建てさせていただいた、築35年ほどの大和田の家。
メンテナンスが必要な時期でバルコニーの防水に問題があったので、5月30日(月)、6月1日(水)で補修を行いました。
過去に雨・風によって水漏れしていたこともあったようで、水をかけてテストしてみたところ防水と壁の取り合い部分から水漏れしていることが判明。
せっかく工事をするなら、その部分だけではもったいないので、防水処理のやり直しもあわせて行いました。
まずは、防水と壁の取り合い部分(緑とオレンジの境目)の下地時理から。
続いて、床面の緑の部分全面に強靭な防水層を形成するFRP防水をかけます。
アスファルト防水、シート防水、ウレタン塗膜防水と比較するとまだまだ歴史の浅い防水工法ですが、近年ではメインの工法です。
バルコニーは洗濯物や布団を干したりするので意外とよく歩きますし、FRP防水は紫外線の影響を受けやすいので表面保護のトップコート(グレー)をかけます。
また、トップコート自体に滑り止め効果もあるので、雨が降って床が濡れた時も安心です。
最後に、防水と壁の取り合い部分に隙間がないようにシーリングで埋めて仕上げました。
ご自宅のベランダやバルコニーは床面は傷んでいませんか?
家は築10年を経過するとひび割れや色あせなどの劣化が見受けられるようになります。
特にベランダやバルコニーは、紫外線の影響を受け傷みやすい場所です。
経年劣化を放置すると雨漏りを引き起こす事もあるので、ひび割れや色あせ、防水層の浮きなどの問題が見られた場合は早めの補修をおすすめいたします。