先進的窓リノベ改修

断熱改修現場の記録

先進的窓リノベという事業をご存知でしょうか?
環境省が取り仕切っているもので、断熱窓への改修を促進することで既存住宅の省エネ化を目指し、エネルギー消費量・CO2排出量の削減と健康で快適な暮らしを実現させることを目的としています。
断熱窓に改修すると補助金を出してくれるというシステムです。

そちらの補助金が下りる要件として、2024年分は12月31日までに完了報告を済ませなければいけませんでした。
滑り込みで年末に2件分窓の断熱リノベをしてきたのでご紹介いたします。
ちなみに工事後すぐに申請を上げたので、なんとか間に合いました。

両現場とも窓のみのリノベなので大がかりな工事ではありません。
せっかくの補助を逃さないためにも急ピッチで進めました。

まずは一件目。
こちらはカバー工法。
カバー工法は障子の部分を外してフレームだけ残し、その内側にサッシを付け足すもの。
樹脂で既存の枠をカバーするので熱橋が伝わりにくい造りになります。

こちらは内窓を取り付けるタイプの工法。
既存のサッシの内側に新たに窓を取り付けます。

2023年から始まった先進的窓リノベの補助。
お客様にとってコストパフォーマンスの高い補助だったため2024年も人気がありました。
小規模な工事でも効果が出やすいのが魅力です。
窓の大きさにもよるので一概には言えませんが、掃出し窓であれば約半額ほどの補助が出ますし、施工日数も家一軒だとうまくいけば2日で完工。
もちろん住みながらのリノベが可能なので日常生活への影響も少なく済みます。
特に窓は熱の損失が大きいところ。
窓への断熱改修は寒い・暑いの対策に有効です。
それプラス、床下や屋根裏の断熱をセットにすると性能はさらに良くなりますよ!

大変有意義な断熱改修です。
2025年も申請可能で、多少補助額は下がりましたが窓一か所からでも対象になります。
ぜひご検討ください!